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1) ダブルハイフン、中黒の基本的な使用法
基本的には外国人の姓名をカタカナにするときは、ハイフンをダブルハイフン、スペースを中黒に置き換えます。このGaspard-Gustave de Coriolisの場合、ガスパール=ギュスターヴ・ド・コリオリと書かれることになります。ガスパール=ギュスターヴが名、ド・コリオリが姓です。
2) 名にダブルハイフンが含まれる場合
フランス人の場合、Gaspard-Gustaveのように、名はハイフン(トレ・デュニオン)で連結されることが多いです。なので、フランス人については、アルファベット表記でGaspard Gustaveとハイフンでつなげられていなくとも、日本語にするときにはガスパール=ギュスターヴとダブルハイフンを使用するようです。
フランス人以外の西洋の人名の場合は、(姓を除いた)名が複数の語からなっていても、ハイフンが使用されていないことが多いです。フランス以外にも名がハイフンでつながれている文化はあるかと思いますが、日本人にとってはフランス人の名が、いちばんなじみ深いと思います。
3) 姓にダブルハイフンが含まれる場合
逆に、姓がハイフンで連結されている場合もあります。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)の場合、ド・サン=テグジュペリが姓です。
また、もともとハイフンを含む姓だったわけでなく、結婚することでダブルネームになった例があります。類人猿に言語を教えた研究で有名なスー・サヴェージ=ランボー(Sue Savage-Rumbaugh)は、デュエイン・ランボー(Duane Rumbaugh)と結婚することでそうなったはずです。この方は研究者なので、人生の途中で姓が変わってしまうと、この方の論文を探したりするのがたいへんです。その便宜を図るため、このようなダブルネームを使用することがあります。これは、研究者では(とくに女性に)多いです。
ただし、西洋人名で、姓がいくつかの単語からなっていても、ハイフンでつながれていないこともあります。結婚などで姓を受け継ぐ習慣のある文化ではそうなるようです。ポルトガル語圏であるブラジルのマリノ・ゴメス・ジ・オリヴェイラ(Marino Gomes de Oliveira)という人の場合、マリノが名、ゴメス・ジ・オリヴェイラが姓になります。
2022年8月31日放送後記
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週の真ん中水曜日!
番組アシスタントの浜田節子です。
週明けから米国株式は3指数ともに3日連続して大幅下落の展開ですが、
一方で東京市場では日経平均株価が週明けに28000円を割り込んだものの、
本日31日は28000円台を回復。しかも陽線引け。
米国株に比べて相対的に底堅い展開です。
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2 年前